今回紹介するのは、ペンタックスのスーパー・タクマー 50mm F1.4です。
当レンズは日本を代表するM42マウントのハイスピード標準レンズとして様々なサイトで紹介されていおり、7枚玉と8枚玉とがあるようで、見分け方としては赤外線指標が深度目盛り「4」よりも中心側にあるものが8枚玉とされています。
当該レンズは7枚玉と同じような値段で販売していたため手に入れましたが、上記の特徴の赤外線指標であり、シリアルナンバーは138万番台、重量は243g(8枚玉の公表値は245gらしい、ちなみに7枚玉は238gだそうだ)と恐らく8枚玉であると思われます。使ってみると順光の環境下では解像力も高く、発色もボケ味も良い。ヌケもよく立体感があります。またどこかノスタルジックな写りも非常に魅力を感じさせます。
8枚玉のなかでもレンズ銘のフォントの違いもあり、8枚玉でも7枚玉と同等の値付けがされているときがあるため、見つけたら迷わず手に入れておきたい1本です。
Color : Black MOUNT : M42 焦点距離 : 50mm
開放F値 : F1.4 最大F値 : F16
Filter : 49mm Diameter : 60.2mm length : 38.4mm weight : 243g (実測値)
最短撮影距離 : 45cm(EF-S/E : 25cm、L/M-S/E : 34cm)
絞り羽 : 6枚 構成 : 6群8枚 レンズ構成 : 変形W-Gauss型
このSupe Takumarは汎用性の高いM42マウントなので、EFマウントに変換したのち、それぞれのマウントにヘリコイド付きのマウントアダプターで接続しています。M42マウントのなかでもピン押しタイプを利用しましょう。ピン押しタイプでないと、絞りは開放のみでしか利用できないM42マウントのレンズが多くあります。被写界深度を拡げたいときには必要となりますのでピン押しタイプのレンズを利用することも考えて、ピン押しタイプのアダプターを利用しましょう。
当該レンズでは絞りの制御は「M(マニュアル)」「A(オート)」が」選択できるためピン押しタイプでなくてもOKです。
そしてミラーレスカメラには、いつもの通りもっと寄りたいときのためにヘリコイド付きのマウントアダプター経由で接続します。
※当ブログで紹介しているものはあくまでも個人的に所有しているデジタルカメラ(α7RII、X-E3、EOS-5DII、PEN-F、Q-S1)による使用感であり、商品の品質を保証するものではありません。マウントアダプター等を利用する場合はご自身の責任においてご判断ください。上記機種等以外での利用についてはわかりかねます。
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