今回紹介するのはコンタックスのSプラナー 60mm F2.8 AEGです。
このレンズは「AEG」で示すように「Lens made in West Germany」、そう西ドイツ製のCONTAXです。CONTAXがコシナで生産されるようになると「Makro-Planar」となります。ドイツ製に拘りがあるわけではないですが、やはりですよね。また、「Makro-Planar」の場合、「AEJ」は等倍まで寄れるようですが、「MMJ」は等倍までは寄れないようです。
Bokehを楽しみたいので、寄れるレンズというのは良いものです。しかも、EXTENSION TUBEを嚙まさなくても等倍撮影ができるのは魅力です。
描写はというと、やはりCONTAXというべきか、色乗りもよくピント面はシャープながらもボケも満足できます。
とにかく、西ドイツ製のCONTAXのマクロレンズとなれば、所有欲も満たされる1本です。
Color : Black MOUNT : C/Y焦点距離 : 60mm
開放F値 : F2.8 最大F値 : F22
Filter : 67mm Diameter : 76.3mm length : 73mm weight : 567g(実測)
最短撮影距離 : 25cm(L/M-S/E : 24cm)
絞り羽 : 6枚 構成 : 4群6枚 レンズ構成 : Gauss型
このCONTAX S-Planar 2.8/60 AEGはC/Yマウントのためフランジバックも適度に長さ(45.5mm)があるため、EFマウント(44mm)のアダプターが接続できるかと思いきや、干渉があるためできませんでした。そのため、ミラーレス専用として【K&F Concept C/Y-L/M】にて接続して利用します。
ただし、レンズ購入の際に試して、重大なことが分かりましたので紹介しておきます。S-Planarには黒マウントと白マウントとがあるのですが、白マウントは当マウントアダプターでは接続できませんでした。比較的スムーズに接続できたものの、なんと外れないではないですか!1週間ほど預け分かったことは、アダプターの一部が干渉して嵌ってしまった場合は普通には外せなくなるということでした。(※黒マウントだからと言って大丈夫とは言い切れませんが、何度か付け外ししましたが今のところ大丈夫です。)
※当ブログで紹介しているものはあくまでも個人的に所有しているデジタルカメラ(α7RII、α6500、X-E3、EOS-5DII、DMC-GX7、Q-S1)による使用感であり、商品の品質を保証するものではありません。マウントアダプター等を利用する場合はご自身の責任においてご判断ください。上記機種等以外での利用についてはわかりかねます。
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