今回紹介させていただくのは、ローライのコンパクト高級フィルムカメラであるRollei 35 Sです。写ルンですと同じような大きさですが、ずっしりとした重量感でメカニカル感が非常に強く感じます。
電池を入れることもできますが、露出計のため(露出計に不具合のあるものも多いようですが)のものであり、機械式シャッターなのでメンテナンスをしっかりと行えば長く付き合えるカメラです。
目測式のカメラであることから、ピントを合わせること自体が困難であるため、割り切ってスナップ撮影に集中できる写真を撮ることの楽しさを再認識させてくれるカメラです。
絞りダイヤル、シャッタースピードダイヤル、巻き上げレバーなど一般的なカメラとは配置が異なりますが、撮影時に必要な情報がカメラの上から全てわかるようになっておりコンパクトながらも扱いやすい、流石はドイツ クラフトマンシップの逸品(メイド・イン・シンガポールですが)といえるカメラだと思います。Rollei 35 Sは、おすすめできる1台です。
メーカー:Rollei
カメラ名:35 S
形式:レンジファインダーコンパクトカメラ
レンズ:Sonnar 40mm F2.8
測光方式:連動追針式(CdS受光素子・針式)
ISO感度:ASA25-1600
シャッター形式:機械式リーフシャッター
シャッター速度:B、1/500~1/2秒
使用電池:MR-9水銀電池
外形寸法:(幅)97mm、(高さ)60mm、(奥行)32mm、(質量)321g
発売時期:1974~1980年
Rollei 35 Sは目測式のカメラのため、距離指標とピントが合致するかを確認してみました。下の写真は最短撮影距離である0.9mをレーザー距離計で計測し開放で撮影したものとなります。ほぼピントが合掌していいることを確認しホッとするとともに安心して撮影することができます。
ただし、Rollei 35シリーズではスナップ写真の撮影がメインとなるため、基本的には開放で撮影することはほぼ無いと思います。
今回、Rollei 35 Sを手に入れアクセサリー類を調べながら購入したものを下記に紹介します。非常に人気もあり、機械式であることからも現時点においても利用している方々が多いからか、多くのアクセサリー類があることに驚きました。また、露出計も生きていたこともあり快適に利用できています。
※当ブログで紹介しているものはあくまでも個人的な使用感であり、商品の品質を保証するものではありません。ご自身の責任においてご判断のうえご利用ください。
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