今回、紹介させていただくのはXフジノン 50mm F1.9 FMです。以前にもフジノンの標準レンズは様々なバリエーションのレンズ構成で作られたものがあることは記しました。これは戦後日本の特徴のひとつであるコストパフォーマンスを追及するという現れでもあるかと思います。
安くて個性的な描写を手にいれるというオールドレンズのひとつの楽しみかたですね。
普通の写りに飽きた方には、是非とも手に入れて欲しい1本です。
Color : Black MOUNT : AX 焦点距離 : 50mm
開放F値 : F1.9 最大F値 : F16
Filter : 49mm Diameter : 61.4mm length : 37.3mm weight : 145g (実測値)
最短撮影距離 : 60cm(L/M-S/E : 38cm)
絞り羽 : 5枚 構成 : 5群5枚 レンズ構成 : 反転Unilite型
X-FUJINON(もちろん現行のFUJIFILM FXマウントではありません)はAXマウントであるため、フランジバック(43.5mm)の関係でEFマウントへの変換はできません。そのため、【三晃精機 FUJI AX-L/M】を接続したのち、各ミラーレスカメラにヘリコイド付きマウントアダプターにて接続していきます。
そもそもFUJICA AXマウントは非常にマイナーなマウントであるため【FUJICA AX-L/M】は三晃精機製しか見たことはありません。各種ミラーレスではFX用、NEX用については利用したことがありますが、AXマウントレンズが3本になったこととやはり【L/M】に変換することでヘリコイド付きマウントアダプターに接続できることもあり購入に踏み切ってしまいました。
ただし、すでに三晃精機では製造販売は行っていないようなのでご注意ください。
※当ブログで紹介しているものはあくまでも個人的に所有しているデジタルカメラ(α7RII、α6500、X-E3、EOS-5DII、DMC-GX7、Q-S1)による使用感であり、商品の品質を保証するものではありません。マウントアダプター等を利用する場合はご自身の責任においてご判断ください。上記機種等以外での利用についてはわかりかねます。
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