今回は過去に紹介したレンズの中から、どのようなボケ方をするかを動画で比較します。
レンズを選ぶときにどのような描写をするのかを想像しながらレンズを選ぶのも楽しいですが、ある程度イメージできたほうが良いですよね。そこで比較検討しそうなものを選んでみました。
まず、①BiotarとHelios44-2、そしてPrimoplanの比較。②Sonnarのレンズ4本、C-Sonnarと日本光学(現ニコン)Nikkor S.C.とJupiter-3とJupiter-8。
なるべく同じような環境になるように撮影は①窓を適当に穴を空けた暗幕で塞ぎ、②ピント合わせのためにフクロウの置物を置き、③各レンズの最短撮影距離に満たない場合はヘリコイドにて調整し、④α7R IIのXAVC S HD(60p, 50M)で撮影しました。
①Biotar T 58mm F2.0 vs Helios44-2 58mm F2.0 vs Primoplan 58mm F2.0
流石にHelios44-2はBiotarをコピーしたといわれるだけあり、ボケの雰囲気が非常に似通っているように思います。対してプリモプランは中心部が少しリングボケっぽい感じもします。
②Sonnarのレンズ4本、C-Sonnarと日本光学(現ニコン)Nikkor S.C.とJupiter-3とJupiter-8
C-Sonnarはオールドレンズとはいえない2005年に発売されたレンズだけあり中心部は綺麗な円形のボケとなっております。Nikkor S.C.も中心部は綺麗な円形ですが、バブルボケのように輪郭のはっきりとしたボケになっています。ジュピター(ユピテル)の2本のレンズもゾナーコピーといわれるだけあって近いボケではあり、バブルボケっぽさもあります。
ほぼ同条件で比較したことがなかったので比べてみると微妙な違いもあり楽しいですね。このような比較ができるのもオールドレンズの楽しみ方の一つと言えると思います。
これからも比較したいきたいと思います。
※当ブログで紹介しているものはあくまでも個人的な感想であり、オールドレンズの特性(個体差・保管状態など)から同じ結果を保証するものではありません。また、マウントアダプター等を利用する場合はご自身の責任においてご判断ください。
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