今回紹介するのはフォクトレンダーのズーマー 36mm-82mm F2.8です。
スチル向け初のズームレンズはどのような描写なのだろうかとずーっと思っておりましたが、新宿の中古カメラ屋さんで、比較的手の出しやすい価格で見つけたため手に入れました。
世界初のスチル向けズームレンズということもあってか、特に周辺はだいぶ暴れた画になっています。ズームについても前後に動かして調整する方式であり、非常に重いですが、魅力的なレンズです。
なかなか見当たらないズーマーとなりますが沼におぼれた方には見つけたら手に入れて欲しい1本です。
Color : Black MOUNT : DKL 焦点距離 : 36-82mm
開放F値 : F2.8 最大F値 : F16(?)
Filter : 77mm Diameter : 86mm length : 104.8mm weight : 819g (実測値)
最短撮影距離 : 140cm(82mm時=EF-S/E : 50cm、L/M-S/E : 84cm)
絞り羽 : 7枚 構成 : 11群14枚
このZOOMAR 36-82mm F2.8はディッケルマウントなので、まずは汎用性の高いマウントに変換をする必要があります。そこで、M42マウントかEFマウントへの変換を考えますが、デザイン性もみてDKL-M42マウントを試してみました。
結果はアダプターには絞り調整リングがついていましたが、表示はF1.8からとなっておりました。ただし、レンズの開放値はF2.8のため異なりますがレンズの開放値が実際の絞りとなります。そのあたりを勘案しても基本的に開放で利用するため、実用に関しては充分です。
そしてミラーレスカメラには、ヘリコイド付きのマウントアダプター経由で接続しますが、少し最短撮影距離が長いので、EXTENSION TUBEをさらに継ぎ足して撮影するとよりBokehを楽しむことができます。
※当ブログで紹介しているものはあくまでも個人的に所有しているデジタルカメラ(α7RII、α6500、X-E3、EOS-5DII、PEN-F、Q-S1)による使用感であり、商品の品質を保証するものではありません。マウントアダプター等を利用する場合はご自身の責任においてご判断ください。上記機種等以外での利用についてはわかりかねます。
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