今回紹介させていただくのは、ペンタックスのFA 77mm F1.8 リミテッドです。
オールドレンズと言うには比較的新しいFA3姉妹の2本目は次女と言われる77mmを紹介していきます。
当該レンズは1999年の発売ではありますが、コンピューターによる設計ではなく、設計者の官能に任せて仕上げられたレンズだそうです。そのこともあってか、ポートレートを撮るとファインダーを覗くだけで5割増しぐらい素敵に見えます。
出てくる画も素晴らしい仕上がりであり、ボケも素晴らしい女性のポートレートを撮影する方は是非とも持っておきたい1本だと思います。
Color : Black MOUNT : PK 焦点距離 : 77mm
開放F値 : F1.8 最大F値 : F22
Filter : 49mm Diameter : 64mm length : 48mm weight : 273g （実測値）
最短撮影距離 : 70cm（EF-S/E : 43cm、L/M-S/E ： 56cm）
絞り羽 : 9枚 構成 : 6群7枚 レンズ構成 : Double Gauss型
FA 77mmF1.8 LimitedはPKマウントです。【K&F Concept PK-EOS】にてEFマウントに変換は可能ですが、レンズ側に突起物があるためEOS 5D MarkIIには接続できません。
そこで、EFマウント化したとしてもミラーレスカメラに接続して撮影をすることになります。
ポートレート撮影の際はLM-EA7に接続し、レンズのピントリングである程度の距離に合わせてAF撮影をしています。LM-EA7のAF方法はアダプターでフランジバックの長さを動かしてピント調整する仕組みなので35mmぐらいまでの焦点距離であれば1m～∞辺りをカバーしますが標準レンズよりも長いレンズはピントリングで調整後にAFすることでいけます。
また、このアプリ(データ設定のAndoroid APP)を使えば焦点距離データの変更も可能です。しかし当該アプリでF値の設定もできるのですが反映されませんでした。
これで手ぶれ補正の焦点距離設定とExifへの反映は可能です。オールドレンズファンにとっては、少し嬉しいですね。
LM-EA7は2年近く利用していますが、このアプリを探し出せたのは、ついこの間でした。EXIFデータの変更方法についても機会があれば紹介させていただきますね。
※当ブログで紹介しているものはあくまでも個人的に所有しているデジタルカメラ（α7RII、α6500、X-E3、EOS-5DII、DMC-GX7、Q-S1）による使用感であり、商品の品質を保証するものではありません。マウントアダプター等を利用する場合はご自身の責任においてご判断ください。上記機種等以外での利用についてはわかりかねます。
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